手軽に摂取できるサプリメント(コラーゲン)の、効果や副作用をやさしく解説しています♪

サプリメントの効果と副作用コラーゲン>摂取について

コラーゲンの摂取について

1日あたりの摂取量

コラーゲンは、体を作る材料であるタンパク質の一種で、食品だけでなくサプリメントで摂取した場合でも、ほとんど副作用は起こりません。
このため、公的な機関によって、摂取量の上限や目安量は定められていません。

ただ、資料や書籍でいろいろ調べてみると、ある程度の摂取量の目安がでています。それによるとコラーゲンの種類と、使用目的によって摂取量の目安に違いがあり、以下のようになっています。

1)コラーゲンペプチド
  ・美容目的(主に肌のアンチエイジング)の場合・・・約3〜5g/日
  ・骨や関節の治療目的(骨粗しょう症や関節炎)の場合・・・約7〜10g/日

2)トリペプチドを含むコラーゲン
  ・美容目的・・・約2〜10g/日

市販されているコラーゲンのサプリメントの成分表示には、どちらがどれだけ配合されているか表示しているので、購入前にチェックしておくとよいでしょう。

なお、上記の摂取量はあくまで目安ですから、個人によって効果に違いがあります。ある期間コラーゲンを摂取して、自分なりに調整すればよいでしょう。

効果を高めるサプリメント

コラーゲンの効果は、肌のアンチエイジングや、骨粗しょう症、関節炎の改善があります。

それぞれ、コラーゲンだけを摂取するより、他のサプリメントと併用することで、効果を高めることができるので、それについて取り上げました。

美容目的では

ビタミンCや鉄は、体内でのコラーゲンの合成をスムーズにして、合成量を高める働きがあります。これら3つを一緒に摂取すると、相乗効果が期待できます。特にビタミンCは、合成量を高める働きが強いのでオススメです。

また、ビタミンC肌を白くする働きもあり、は女性に多い貧血の予防にも効果があります。

その他、ヒアルロン酸も、肌の美容に向いている成分です。ヒアルロン酸は、肌の保水力を保ち、表皮に栄養分を送り届け、肌にハリや潤いを与える役割りがあります。

骨の治療目的では

骨粗しょう症や関節炎の治療には、グルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸、カルシウムなどをコラーゲンと併用して、摂取するとよいでしょう。

グルコサミン
軟骨を作るときに必要な成分で、じん帯や爪、皮膚などにも多く含まれている成分です。最近の研究では、グルコサミンを継続して摂取すると、すり減った軟骨を再生することもわかってきました。
コンドロイチン
軟骨に多く含まれる成分で、関節をスムーズに動かすためのクッションの働きをしています。コラーゲンやグルコサミンと併用すると、軟骨の再生が早くなります。
ヒアルロン酸
関節液に多く含まれる成分で、高い保水力が特徴です。関節液の水分を長く保ち、潤滑油の働きをして、滑らかな関節の動きを支えています。
カルシウム
骨に一番多く含まれるミネラルで、十分なカルシウムとコラーゲンを摂取することで、骨粗しょう症の改善や予防ができ、丈夫な骨を作ることができます。

次ページ→コラーゲンの食べ物