健康や美容に役立つサプリメント(カルシウム)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用カルシウム>効果・効能

カルシウムの効果・効能

骨や歯を丈夫にする

カルシウムは、体の約1〜2%を占めるミネラルで、丈夫な骨や歯を作る効果、効能があります。

骨はコラーゲンを骨組みにして、それにカルシウムとリン、マグネシウムが沈着して作られます。中でも一番多いのが、このでのテーマであるカルシウムです。

食品やサプリメントから、十分な量を摂ることで、骨を丈夫にするだけでなく、歯の質を高めたり、あごの骨の発育を良くする効果もあります。

最近は、骨粗しょう症に効果があるということで、カルシウムの摂取に気をつけている方も多くなっています。

人間の成長過程から見ると、カルシウムが骨に貯えられるピークは20才頃で、この頃が一番、骨密度が高く、これ以降は年齢と共に、少しずつ低下していきます。

高齢になるほど、骨密度が低下するので、20代に十分摂取しておくと、骨粗しょう症の予防に効果があります。

もちろん、高齢になっても、常にカルシウムの摂取は必要ですが、残念なことに若い頃のような、吸収率は望めません。

同じ量のカルシウムを、食品やサプリメントから摂っても、高齢者は吸収率が低いので、骨に利用される量は、どうしても少なくなってしまうのです。

ただ、たんぱく質やビタミンDと一緒に摂ると、腸での吸収率が高くなり、高齢者の方でも効果が期待できます。また、適度なウォーキングやストレッチは、骨に刺激を与えて、骨密度を高める効果があります。

*参考
骨の中は、全てカルシウムが詰まっているわけではなく、網目状や筋状に出来ていて、力が加わる部分は、この密度が高くなっています。
また、弱い部分があると、そこを補強しようとします。それで、運動による適度な刺激が、骨を丈夫にする効果があるのです。

神経を安定させる

カルシウムは、骨だけでなく血液中にもあり、これを機能カルシウムと呼んでいます。体全体のカルシウムの割合でいうと、わずか1%しかありませんが、神経を安定させる効果があります。

具体的には、”神経伝達物質”の放出をうまく調整して、神経細胞の刺激をスムーズに伝える効果です。

例えで言うと、複雑な機械の電気配線が、全てしっかり接続されていれば、何の問題もなく、機械は動きます。しかし、上手く接続されていないと、トラブルが発生しますね。

血中のカルシウムは、電気配線を接続するのと同じような役割りをして、興奮を抑えて精神を安定させています。

多くの生理機能を調整する

カルシウムは、上記以外にも、ホルモンバランスを整えたり、筋肉の収縮をスムーズにする効果もあります。

また、出血したときに血を固める血液凝固や、たんぱく質を分解する消化酵素の反応を、助ける効果もあります。

これらは、いずれも人間の健康を維持する上で、なくてはならない働きで、一つでも上手くいかないと、様々な病気の原因になります。

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