健康や美容に役立つサプリメントの基本や効果、副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用基礎知識>選び方1

サプリメントの選び方1

初めてサプリメントを利用しようと思っている方や、今とは違った製品の利用を考えている方に、サプリメントの選び方のポイントを取り上げました。

選び方のポイント1. <安全性>

サプリメントの選び方で、まず気になるのが安全性ですね。どんなに効果があっても、副作用のリスクが高いものや、品質に疑問符がつくものは避けたいですから。

一口にサプリメントといっても、次の4つがあるので、これを知っておくだけでも、賢い選び方ができます。

1)特定保健用食品(トクホ)や条件付きトクホ
国の定めた厳しい基準で審査され、それにパスして認可されたもの。

2)健康補助食品
(財)日本健康・栄養食品協会(JHFA)が、メーカーの申請により認定したもの。

3)栄養機能食品
メーカーが国の基準を守り、販売するもの。(国の審査は受けていません。)
今のところ、ビタミンとミネラルのサプリメントだけです。

4)上記以外のサプリメント
100%メーカーの責任で、サプリメントとして販売するもの。

*この4つは法律上、全て食品として扱われます。

この中で、一番安全性が確かなのは、やはり国から認可されたトクホになります。始めてサプリメントを利用する方は、トクホから始めるのが良いでしょう。

次に安全性が確かなのは、健康補助食品や栄養機能食品で、最後にそれ以外のサプリメントになります。

この3つはメーカーの責任によって、製造、販売されています。メーカーによって信頼性に差があるので、選び方も少し慎重にしたほうがいいでしょう。

しかし、日本の有力メーカー、例えば、ファンケルやDHC、サントリー、大塚製薬などは、品質管理や情報公開もしっかりしているので、安心できると考えてよいでしょう。

選び方のポイント2. <内容の表示>

サプリメントは、消費者が製品の内容を正しく判断できるように、内容の表示が義務付けられています。サプリメントを購入した方であれば、パッケージに細かくいろいろ書かれているのに、気付いたのではないでしょうか。

具体的には、以下の事柄を表示することになっています。

  1.マークや表示・・・トクホのマークや栄養機能食品の表示
  2.サプリメントの名称
  3.原材料名
  4.内容量
  5.栄養成分
  6.召し上がり方・・・1日あたりの摂取量の目安など
  7.注意事項
  8.問合せ先
  9.販売者、製造者
  10.賞味期限

*1.〜10.の詳細については、サプリメント・成分の表示をご覧ください。

選び方で特に重要なのが、3.原材料名です。
ここには、サプリメントに含まれる成分を、含有量の多いものから順番に、全て表記する必要があります。体に有効な成分だけでなく、添加物も一緒に表示しなければなりません。

サプリメントを、天然の成分だけで製造するのは、なかなか難しいので、ほとんどの製品に添加物が使用されています。

もし、原材料名の表示が無かったり、あいまいな場合は、そのサプリメントは信頼できないと考えてよいでしょう。購入はやめたほうがいいです。

選び方のポイント3. <メーカーの信頼度>

サプリメントを販売しているメーカーが、製品の情報をもれなく公開しているかどうかも、選び方のポイントの一つです。

例えば、サイト(ホームページ)をチェックしてみると、そのメーカーの姿勢やこだわりがわかります。

製品の概要だけでなく、原料の選び方や原産地の情報、製造方法、Q&Aなど、消費者の立場に立った情報が、掲載されているメーカーであれば安心できます。

また、サプリメントは薬との飲み合わせによって、副作用が起こる場合もあるので、そのデーターが公開されていたり、直接、電話で質問できる窓口が設けられているかも、チェックするとよいでしょう。

その他では、”GMPの認定”を受けた工場で製造されているかも、サプリメントの選び方のポイントになります。

GMPとは、サプリメントの製造工場の品質管理を、第三者機関が検査する制度で、2005年から開始されました。厚生労働省の定めたガイドラインを満たしていると、GMPの認定が受けられます。

次ページ→サプリメントの選び方2