健康や美容に役立つサプリメントの基本や効果、副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用基礎知識>栄養機能食品とは

サプリメント・栄養機能食品とは

基本的な栄養を補う

サプリメントは大きく分けると、特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、一般の食品の3つのグループに区分されています。これは、日本の法律に基づいた区分です。

栄養機能食品に属するサプリメントは、日常の食事から継続して摂取すべきビタミンとミネラルです。

食べ物の好き嫌いが多かったり、仕事が忙しくて不規則な食生活をしていると、つい食事がおろそかになり、ビタミンやミネラルが、不足してしまいます。

このようなときに、栄養機能食品のサプリメントを利用すると、不足を補うことができます。

健康を維持するには、ビタミンやミネラルを、毎日、摂取することが大切です。仮にサプリメントで一時的に大量に摂取しても、効果が期待できないばかりか、過剰摂取による副作用が起こる心配もあります。

2010年の時点で、栄養機能食品として販売できるのは、ビタミンで12種類、ミネラルで5種類です。

メーカーの責任で製造、販売できる

栄養機能食品は、国が定めた基準を守って製造すれば、メーカーの責任によって、サプリメントとして販売できます。

この基準というのは、国によって決められている、1日あたりの適切な摂取量と、サプリメントを摂取するときの注意事項を、パッケージにはっきり表示することです。

これを守れば、国の認可は不要で、栄養機能食品として販売するのは自由なのです。

同じサプリメントの仲間であるトクホの場合は、国の厳しい審査を通過して認可されないと、販売することはできません。トクホは、製品の安全性や有効性を、国が審査しているので、消費者の信頼度も高くなっています。

一方、栄養機能食品は、国の基準をメーカーが自主的に守るだけで、すぐに販売できるので、トクホに比べ信頼度は低いといえます。

しかし、日本の有力メーカーで作られている、栄養機能食品のサプリメントは、品質管理がしっかりしており、トクホと比較しても見劣りしないのが現状です。

パッケージの表示について

トクホは国によって指定されたマークを、製品に表示することができます。しかし、栄養機能食品は、国が認可したサプリメントではないので、指定のマークはありません。

ただし、サプリメントのパッケージに、”栄養機能食品”と、文字で表示することは許されています。

また栄養機能食品は、法律上は食品の扱いになるので、医薬品のように
  「血圧を下げて、高血圧を解消します。」
  「ダイエットに効果があります。」
などという表現は、禁止されています。

これは、薬のような効果や効能を表示すると、サプリメントなのに薬と勘違いして使用する人もいるため、まぎらわしい表現を避けるように、法律で決められているのです。

なお、栄養機能食品の原料である、ビタミンやミネラルの摂取量や効果については、このサイトの別ページで詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。

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