健康や美容に役立つサプリメントの基本や効果、副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用基礎知識>選び方2

サプリメントの選び方2

前ページ、選び方1の続きです。

選び方のポイント4. <誇大広告はダメ>

サプリメント選び方で注意したいのは、トクホをはじめ全てのサプリメントは、法律上は、食品に分類されるということです。別の言い方をすると、医薬品とは完全に区別されています。

このため、サプリメントを宣伝する場合、医薬品のように効果や効能を表示して、広告をだすことはできません。

例えば、
  「糖尿病が治る」
  「ダイエットに効果的で、即効性がある」
  「天然成分100%で、副作用なし!」
などといった表現は、法律で禁止されています。

サプリメントの選び方は、人それぞれですが、つい広告文にひかれて、購入することもあるかもしれません。
しかし、”サプリメント=食品”であることを考えて、誇大広告されているサプリメントは、購入しないに限ります。

選び方のポイント5. <アレルギーに注意>

食品アレルギー体質の方が、サプリメントを摂取すると、体調不良や副作用が起こるケースがあります。

例えば、
 ・えびアレルギーと、グルコサミンやコンドロイチン
 ・卵アレルギーと、大豆イソフラボンやビール酵母
は、発疹(ほっしん)や胃腸の不調などが起こります。

サプリメントとアレルギーの取り合わせについては、各メーカーで注意事項や選び方として、パッケージや資料、サイト上に必ず記載されています。心当たりの方は、購入前にチェックしておくことをおすすめします。

選び方のポイント6. <薬との相互作用>

サプリメントは薬と同時に摂取すると、副作用が起こるケースが多くあります。例えば、血液の凝固を弱めるワーファリン(商品名)とビタミンEを同時に摂ると、ワーファリンの働きを強めて、出血すると血がなかなか止まらなくなります。

サプリメントと薬の相互作用は、ワーファリン以外でも多いので、薬を服用中の場合は、サプリメントの選び方は慎重にしたいものです。
もし両方を併用する場合は、必ず医師に相談することが大切です。

選び方のポイント7. <価格>

サプリメントは薬と違って、ある程度の適性価格というものがあります。

例えば、ファンケルの場合、
  ・カプセル状のマルチビタミン90日分・・・・約1700円
  ・DHA90日分・・・・約4500円
  ・ローヤルゼリー90日分・・・・約6800円
など、1万円以内のものがほとんどです。

サプリメントの種類によっては、1万円を超える場合もありますが、そう多くありません。これを知っておくだけでも、サプリメントの選び方で迷うことが、少なくなると思います。

注意すべきなのは、さも効果がありそうな広告をだして、十数万円〜数十万円という高額な価格で販売している場合です。

上記でも書きましたが、サプリメントはあくまで食品なので、薬のように”○○○の効果がある”とは表示できません。

また、高額なサプリメントほど、体に良いということはないので、常識的な価格で安心できるサプリメントを選びましょう。

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