多くの愛用者がいるサプリメントの、効果や副作用をわかりやすく解説しています。
サプリメントの効果と副作用>ビタミンE>摂取過剰による副作用 ビタミンEの摂取過剰による副作用注意点ビタミンEは、1日あたり7〜9mg(目安量)以上、摂取すれば、十分健康を維持できます。また、副作用が起きない摂取量(上限量)は、1日あたり600〜800mgになっています。 つまり、目安量である7〜9mgの数十倍ものビタミンEを摂っても、副作用のリスクは低いわけです。 実際、健康な人がビタミンEの過剰摂取で、大きな副作用が起きたという報告はほとんどありません。 ただ、1日あたり800mg以上摂取したときや、その人の体質によっては、皮膚のかゆみやほてり、むくみの他、胃の不快感、頭痛などが起こることもあります。 ビタミンEは、脂に溶けやすい特徴があることから、脂溶性ビタミンとも呼ばれています。通常、脂溶性のものは、体内に貯えられやすい性質があるため、過剰摂取すると副作用の可能性が高いのです。 しかし、ビタミンEは例外的に、副作用のリスクが低いことが知られています。 なお、外科手術を受けた人や、ビタミンK欠乏症の人が、過剰摂取すると、血液が固まりにくくなる場合もあるので、ご注意ください。 他のサプリメントとの関係ビタミンEと他のサプリメントを同時に摂っても、副作用が起こることは、ほとんどありません。一般的に、複数のサプリメントの併用では、パッケージに表示されている摂取量の目安をきちんと守れば、副作用を避けることができます。 ビタミンEの一番の特徴は、体内の活性酸素を退治する”抗酸化作用”です。これと同じ作用がある栄養素には、ビタミンA、C、B2などがあり、これらをサプリメントで同時に摂取すると、抗酸化作用が高まります。 *詳細については、ビタミンEの効果・効能をご覧ください。 薬との関係病気の治療のために、ワルファリンカリウムを服用している場合は、出血したときに血が固まりにくくなる副作用があります。 ワルファリンカリウムとは、”抗血液凝固剤”と呼ばれる薬で、血液が固まるのを防いで、血栓症の予防に使用されています。商品名はワーファリンといい、こちらの名称の方が、よく知られています。 ワーファリンに限らず、何らかの薬を服用しているときに、ビタミンEを併用するときは、副作用がないか医師に確認しておくのがよいでしょう。 次ページ→ビタミンEの摂取量 |
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