多くの愛用者がいるセントジョーンズワートのサプリメントの、効果や副作用をわかりやすく解説。

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セントジョーンズワートの効果・効能2

前ページ、効果、効能1の続きです。

セントジョーンズワートは、日本国内では薬として認められていませんので、サプリメントやハーブとして販売されています。

サプリメントは食品と同じ扱いになるので、薬のように厳しい規制がなく、製品によっては、効果効能が、実感できないものもあります。

そこで、セントジョーンズワートの効果が、期待できるサプリメントの、チェックポイントを取り上げました。

摂取する期間

セントジョーンズワートを摂り始めて、その効果や効能がはっきり感じられるのは、4週間〜6週間ぐらいといわれています。

これには個人差があり、早い人であれば、2週間ぐらいで効果が現れる人もいれば、6週間たってようやく現れる人もいます。

効果を期待するあまり、一度に大量に摂取すると、副作用が起こるケースがあります。

また、病気で薬を飲んでいるときに、セントジョーンズワートを同時に摂ったときも、何らかの副作用が起こる可能性があるので、注意しましょう。
詳細については、このサイトのセントジョーンズワートの副作用をご覧ください。

1日の摂取量

朝、昼、夕にそれぞれ約300mgずつ、合計約900mgが1日の目安になります。これは、ヨーロッパの臨床結果で効果が高く、副作用もほとんどないときの摂取量です。

日本で販売されているサプリメントを調べてみると、ほとんどが1カプセルに250〜300mg含まれています。

食事をするときに、1カプセルずつ摂れば、1日に750〜900mgになり、効果が期待できるでしょう。

ただ、サプリメントによっては、セントジョーンズワートの含有量が、かなり違う場合もあるので、購入前に必ず表示を確かめておきましょう。

含まれる有効な成分

一口にセントジョーンズワートといっても、実は多くの有効成分が含まれています。なかでも、”うつ”に効果があると考えられている成分は、「ヒペルフォリン」と「ヒペリシン」の2つです。

最近、気分の落ち込みが多いとか、ストレスがたまって”うつ”ぎみで、セントジョーンズワートを利用するときは、両方の有効成分が含まれているか、チェックしておきましょう。

具体的には、ヒペルフォリン3.0%以上、ヒペリシン0.3%以上含まれているサプリメントがおすすめで、これは、ヨーロッパの臨床結果でも、効果がでている数値です。

セントジョーンズワートは、サプリメント以外にハーブティーでも、摂ることができます。しかし、有効成分をハーブティーで、全て摂るのはむずかしいので、サプリメントと同じような効果はありません。

”うつ”の解消を目的にするときに、ハーブティーを利用する場合は、サプリメントも併用すると効果が期待できます。

製造方法の違い

セントジョーンズワートに含まれる、有効成分を抽出する方法には、アルコールによる抽出と、水による抽出があります。

この2つを比較すると、水による抽出より、アルコールによる方が、多くの有効成分が抽出され、効果が期待できます。

サプリメントの表示ラベルには、セントジョーンズワートの抽出方法も、明記されていますので、これもチェックポイントの1つです。

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