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手軽に摂取できるサプリメント(食物繊維)の、効果や副作用をやさしく解説しています!

サプリメントの効果と副作用食物繊維>不溶性の食物繊維

不溶性の食物繊維

水に溶けない性質

不溶性の食物繊維は、大きく分けて植物の細胞壁に多く含まれるものと、甲殻類の殻に含まれるものがあります。

この不溶性の食物繊維を含む食べ物には、野菜や豆類、穀類、トウモロコシ、ゴボウなどがあります。また、エビやカニなどの殻にも多く含まれ、そのままでは摂取できないので、加工してサプリメントとして販売されています。

エビやカニに含まれる不溶性の食物繊維は、数少ない動物性の食物繊維で、キトサン(キチン)とも呼ばれています。

この食物繊維は、名前からも連想できるように、水に溶けない性質を持ち、便秘の改善や大腸ガンの予防、有害物質の排出などに、よく利用されるサプリメントです。

具体的な効果については、下記のようになっています。

効果、効能

便秘の改善

不溶性の食物繊維は、大腸で水分を吸収して便を軟らかくして、排便をスムーズにする効果があります。

また、水分を吸収した分、便のかさが増え、腸の内壁を刺激し腸のぜんどう運動を高めることで、便秘の改善になります。

不溶性の食物繊維は、便秘で一番多い”弛緩性の便秘”に、特に効果が期待できます。

長く、便秘で悩んでいる方は、野菜や豆類、穀類を多く食べたり、食物繊維のサプリメントを摂取するのがよいでしょう。

ただ、食物繊維は、消化吸収されない成分なので、いきなり大量に摂取すると、お腹が張って逆効果になるので、少量の摂取から始めるのがよい方法です。
また、水分が少ないと便通が悪くなるので、水分の摂取も忘れないようにしましょう。

大腸ガンの予防

便秘が長びくと、大腸に有害物質(発ガン物質など)が滞留する時間が長くなり、大腸ガンのリスクが高くなります。

不溶性の食物繊維は、便秘を改善して早く便を排出するので、有害物質の影響が小さく、大腸ガンのリスクが低くなります。

ある調査によると、不溶性の食物繊維の摂取量が多い人ほど、大腸ガンの発生率が低くなることが確かめられています。

1日に約20~22g以上の食物繊維を摂取した場合だと、1日に16g以下の人に比べ、大腸ガンの発生率は、およそ50%に減ったという報告もあります。

有害物質の排出(デトックス効果)

不溶性の食物繊維は、ダイオキシンや食品添加物、カドミウム、人工色素などを吸着して、便と一緒に排出する働きがあります。

このため、小腸での有害物質の吸収を抑えて、体への悪影響を少なくする効果が期待できます。もちろん、大腸ガンの予防にもつながります。

腸内環境を整える

腸内の乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす効果があります。善玉菌が増えることで、腸内の環境がよくなり、便秘の改善を助けます。

その他

食物繊維を多く摂取すると腹持ちが良くなり、空腹感を感じることが少なくなります。また、ノンカロリーなので、太る心配もありません。
このため、ダイエットをサポートするサプリメントとして、利用することができます。

その他、不溶性の食物繊維は、繊維質が多く噛みごたえがあり、だ液の分泌を高めたり、そしゃく力(噛む力)を強くする効果があります。
あごの成長が早い、小学校から高校ぐらいの時期には、必要な成分の一つです。

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