健康や美容に役立つサプリメントの基本や効果、副作用をわかりやすく紹介しています♪
サプリメントの効果と副作用>基礎知識>飲み方2 サプリメントの飲み方2前ページ、サプリメントの飲み方1の続きです。 飲み方のポイント4. <相互作用>1つの成分だけで作られたサプリメントを、摂取しているときは問題なくても、複数のサプリメントを同時に摂ると、効果が低下したり、腸での吸収率が悪くなることがあります。 また、医薬品と併用した飲み方をした場合、副作用が起きたり、体調を崩すケースもあります。これらを、サプリメントの相互作用といいます。 複数のサプリメントを同時に摂取した場合の、相互作用でよく知られているものに、カルシウムとマグネシウムの飲み方があります。 カルシウムとマグネシウムの摂取バランスは、2:1が良いとされています。もし、カルシウムを摂り過ぎると、マグネシウムの吸収率が低下することがわかっています。 医薬品とサプリメントの相互作用では、ワーファリンと併用した飲み方をすると、ワーファリンの効果に違いがでてくることが、よく知られています。 例えば、ワーファリンとビタミンE、ノコギリヤシ、ローヤルゼリー、メリロートなどを併用すると、ワーファリンの効果を強めて、出血がなかなか止まらなくなります。 また、ビタミンKやコエンザイムQ10と併用すると、ワーファリンの効果を弱めてしまいます。 サプリメントと医薬品の相互作用は、これ以外にも数多くあるので、飲み方には十分注意する必要があります。両方を併用する場合は、事前に医師に相談して、安全を確かめておくことが大切です。 *ワーファリンは、血液凝固阻止剤といい、正式には”ワルファリンカリウム”と呼ばれています。血液を固まりにくくする効果があり、心筋こうそくや脳こうそくなどの予防に使われています。 飲み方のポイント5. <食品アレルギー>サプリメントの飲み方では、食品アレルギーも気をつける必要があります。サプリメントの中には、食品から有効成分を抽出して作られたものも多く、その成分に対してアレルギーがある人に、影響を与えることがよくあります。 食品とサプリメントの飲み方によって、アレルギーが起こる代表的なものを、以下にピックアップしました。 1)卵・・・大豆イソフラボン、ビール酵母、イチョウ葉、セントジョーンズワート 3)えび・・・グルコサミン、コンドロイチン 5)小麦・・・マイタケ、朝鮮人参エキス この他にも、キウイやイカ、サケ、りんご、鶏肉、ゼラチン、オレンジなども食品アレルギーがあります。サプリメントの表示ラベルには、飲み方の注意事項が必ず表記されているので、食品アレルギーがある方は、忘れずチェックしておきましょう。 飲み方のポイント6. <妊婦や授乳婦>妊娠中あるいは、授乳中の場合も、サプリメントの飲み方には、十分な注意が必要です。お母さんだけでなく、お腹の赤ちゃんにも影響があるのでなおさらです。 妊婦や授乳婦の方に、特に関係が深いサプリメントは、次のものがあります。 1)ビタミンA 2)ビタミンB群 3)葉酸(ビタミンB群) 4)鉄 5)カルシウム 次ページ→サプリメントを飲む時間、タイミング |
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