健康や美容に役立つサプリメント(αリポ酸)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用αリポ酸>効果・効能2

αリポ酸の効果・効能2

前ページ、効果・効能1の続きです。

エネルギーを効率よく作る

αリポ酸は、人間が生きていく上で必要なエネルギーを、スムーズに作る効果があります。もし、αリポ酸が大幅に不足すると、エネルギー不足になり、正常な活動ができなくなります。

体のエネルギーは、細胞の中にある”ミトコンドリア”と呼ばれる小さな器官で、糖を分解することで、作られます。この分解のときに必要なのがαリポ酸です。

αリポ酸とATP

具体的にいうと、αリポ酸の助けを借りて、糖を分解したときにできるエネルギーは、ATP(アデノシン三リン酸)という物質に貯えられます。

そして、エネルギーが必要になると、ATPと酸素が化学反応(燃焼)して、エネルギーが放出され、ATPがADPに変化します。(体へのエネルギーの供給は、この繰り返しによって行われています。)

その後、糖が補給されると、ADPがATPに変化して、エネルギーが貯えられます。つまり、ATPはエネルギーが貯えられた状態で、ADPはエネルギーを放出した状態です。

このように、αリポ酸は十分なエネルギーを、体内に供給する効果があります。

肝臓の機能アップ、デトックス効果

肝臓は、巨大な化学工場ともいわれる臓器で、様々な化学反応が行われています。αリポ酸は、肝臓の機能を高め、体の代謝を活発にする効果があります。

αリポ酸を、1日に200mgを1カ月摂取した場合、約60〜85%の人で、肝臓の働きを示す数値が良くなることが、確かめられています。

肝臓の機能が良くなることで、体内の有害物質や毒素の排出(デトックス)の効果も高まります。

肥満の解消

αリポ酸は、栄養分(糖)を分解して、スムーズにエネルギーに変える働きがあるので、体内に脂肪が貯まるのを、防ぐ効果があります。

そもそも脂肪は、消費されなかった余分な栄養が、貯えられたものです。αリポ酸の効果によって、ATPにエネルギーを貯えておけば、すぐにエネルギーとして利用されるので、それだけ肥満になりにくいわけです。

摂取量

1日の摂取量

αリポ酸の効果的な摂取量は、1日あたり100mgで、上限は200mgになっています。

この数値は、日本栄養評議会(CRN JAPAN)によって、自主的に決められたものです。サプリメントは、食品の扱いなので、国の基準は決められていません。

αリポ酸は、食事と一緒に摂ると、吸収率が低下するので、食事の30分前に摂るのがよいでしょう。また、ビタミンCやE、コエンザイムQ10など、抗酸化作用がある栄養素を一緒に摂ると、相乗効果が期待できます。

摂取期間

αリポ酸を、一度に大量に摂取しても即効性はないので、1日100〜200mgを継続して摂取するのが良い方法です。

αリポ酸は、食べ物では、ほうれん草やブロッコリー、トマト、牛の内臓などにも含まれていますが、その含有量はわずかです。サプリメントの方が、確実で効果があります。

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