手軽に摂取できるサプリメント(イチョウ葉エキス)の、効果や副作用をやさしく解説しています!

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イチョウ葉エキスの効果・効能2

前ページ、効果・効能1の続きです。

抗酸化作用、その他

イチョウ葉エキスには、フラボノイドという有効成分が含まれ、これが体内の活性酸素を退治する効果(抗酸化作用)があります。

活性酸素というのは、運動したりストレスがあると、体内に作られる物質で、大量に出来てしまうと、細胞を攻撃して老化を早めたり、いろいろな病気の原因になります。

また、イチョウ葉エキスには、フラボノイドの他に”テルペンラクトン”という、有効成分も含まれています。この成分は、血液を固まりにくくして、血管を拡張する働きがあり、全身の血行を良くする効果があります。

イチョウ葉エキスは、これらの成分の相乗効果で、次のような症状にも効果があります。

脳こうそくの後遺症の改善

活性酸素から脳細胞を守り、血行も良くするので、脳こうそくによる後遺症を軽くする効果があります。

糖尿病性網膜症の改善

糖尿病になると、その影響で眼底が出血して、視力の低下から失明につながりますが、イチョウ葉エキスを摂ることで、症状を軽くすることができます。

月経前症候群の改善

月経の約1週間前〜月経開始4日以内に起こる、イライラ感や不安感、頭痛、乳房痛、手足のむくみなどの症状を、軽くする効果があります。

月経前症候群の原因は、まだはっきりわかっていませんが、今のところセロトニンという神経伝達物質の、分泌不足だと推測されています。イチョウ葉エキスを摂ることで、このセロトニンの分泌を良くする効果が、あると考えられています。

その他

ビタミンEとイチョウ葉エキスを同時に摂取すると、血行を良くして冷え性に効果があります。また、血圧を下げたり、ストレスに効果があるという報告もあります。

摂取量

1日あたりの摂取量

イチョウ葉エキスの摂取量は、1日あたり120〜240mgが目安になります。
健康な方が、イチョウ葉エキスをサプリメントで摂る場合は、1日2〜3回に分けて、240mgを上限とするとよいでしょう。食後に摂ると、吸収されやすくなります。

また、認知症の改善を目的とする場合は、1日あたり最高で600mgが目安になります。(摂取量は医師に相談して決めましょう。)

摂取期間

イチョウ葉エキスは、他のサプリメントと同じく、即効性はないので、最低でも1カ月半〜2カ月くらいは、継続して摂取しないと、効果は実感できません。

効果をあせるあまり、一時的に大量に摂取すると、体質によってはアレルギーが起こるケースもあるので、注意しましょう。

含まれる有効成分について

イチョウ葉エキスのサプリメントは、品質に違いがある場合が多く、効果的な商品を選ぶには、次の2つの有効成分の含有量を、チェックしておきましょう。

  ・フラボノイドの含有量・・・・・22〜27%
  ・テルペンラクトンの含有量・・・・・5〜7%

両方の有効成分が、上記の範囲であれば、効果が期待でき安心して摂取できるサプリメントといえます。

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