健康や美容に役立つサプリメント(DHA)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用DHA>・・・とは

DHAとは

青背の魚に多く含まれる成分

DHAは、カツオやマグロ、サバ、イワシ、ハマチ、ブリなどの、青背の魚に多い栄養素で、中でも、目の周りの脂肪に多く含まれています。

DHAは、専門的には”多価不飽和脂肪酸”と呼ばれる脂肪の仲間で、正式名称は”ドコサヘキサエン酸”といいます。

青魚は、低温の水中で生きているので、周りの水温が−45℃ぐらいまでは、DHAのおかげで、体が凍らない仕組みになっています。

一方、人間をはじめとする一般の動物の脂肪は、飽和脂肪酸と呼ばれ、周りの温度が低くなると、脂肪が凍って活動できなくなります。つまり、DHAを体内に多く含む青魚と違って、一般の動物は、低温の環境では生きていけないのです。

DHAは、人間の体内では、心臓や網膜、中枢神経系、出産したママの母乳などに含まれています。

しそ油やゴマ油などに含まれる”α-リノレン酸”を摂ると、人間の体内でもDHAが合成されます。しかし、その合成量はほんのわずかです。

また、青魚を毎日欠かさず食べたとしても、健康を維持するためには、けっして十分な量とはいえません。このため、サプリメントで摂取するのが、確実で手軽な方法です。

脳の機能を活性化する

DHAの一番の特徴は、脳や神経組織の発達を助けることで、特に、子供の発育時には、大切な栄養素の一つです。

DHAは、脳の神経組織(ニューロン)の先端に含まれていて、神経細胞の刺激を他の神経細胞にスムーズに伝えます。

このため、脳の働きを活発にして記憶力を高めたり、アルツハイマー症や認知症の改善に効果があります。

特徴

DHAの主な効果には、以下のものがあります。詳細については、DHAの効果・効能1をご覧ください。

1)脳の機能を活性化
記憶力を高めるだけでなく、アルツハイマー症や認知症を改善します。また、興奮した神経を鎮め、精神を安定させる効果があります。

2)子供の発育
幼児期の子供の脳や、眼の発達をサポートします。DHAは、生まれる前の胎児のときから、関わりがあります。

3)血液をサラサラにする
血中の中性脂肪や、悪玉コレステロール(LDL)を減らして、血圧を下げたり、血栓症や動脈硬化を予防します。

4)ガンの予防
DHAは、ガンの発生を抑えたり、ガンの転移を防ぐ効果もあります。

5)アレルギーや炎症を抑える

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