健康や美容に役立つサプリメント(DHA)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用DHA>効果・効能1

DHAの効果・効能1

DHAは、日本ではおなじみのマグロやサンマ、カツオ、イワシなどのいわゆる青背の魚に多く含まれています。人間の体内では、網膜や心臓、神経細胞、母乳などに存在します。

DHAの代表的な効果・効能には、以下のものがあります。

脳の機能の活性化

学習能力を高める

DHAは、脳の神経細胞であるニューロンの先端(シナプス)に含まれていて、神経細胞同士の刺激を、スムーズに伝える効果があります。

もし、脳内のDHAが不足すると、脳の機能が低下してしまいます。このため十分なDHAを、サプリメントで摂ることで記憶力が良くなり、学習能力を高める効果があります。

以前、頭が良くなる食べ物として、カツオやサンマ、イワシなどが話題になったのは、これらの魚にDHAが多く含まれているからです。(特に、魚の目の周りの脂肪に多い)

認知症の改善

DHAは、アルツハイマー症や認知症を、改善する効果もあります。アルツハイマー症は、まだ原因がはっきり解明されていないのですが、脳の神経細胞が死んで、脳全体が収縮することで起こります。

DHAは、収縮してダメージを受けた神経細胞を修復して、生き残った神経細胞の働きを高める効果があります。

また、神経細胞に必要なタンパク質の、合成量を増やす効果もあり、脳の機能を正常に保つことが知られています。

DHAとよく似た働きをする栄養素に、EPA(エイコサペンタエン酸)があります。このEPAも青魚に多く含まれ、血液をサラサラにして、生活習慣病を予防する効果があります。

しかし、EPAを食品やサプリメントで摂ったとしても、脳の入り口である”脳関門”を通ることができません。(DHAは脳関門を通過できます)

つまり、EPAは脳に届かないので、脳の機能を高めたり、認知症を改善する効果はないのです。

子供の発育をサポート

上記でも紹介しましたが、DHAは、神経の伝達をスムーズにするための、大切な栄養素です。

これは、成人の記憶力や学習能力を高める効果だけでなく、胎児や成長期の子供の脳や眼の発達にも、欠かすことができません。

妊娠した女性が十分なDHAを摂ることで、赤ちゃんの脳や眼の健全な発達を、助ける効果があります。

人間の体内でDHAが含まれるのは、心臓や眼、神経細胞だけでなく、ママの母乳にも多く含まれているのです。

実際、市販されている赤ちゃん用のミルクには、DHAが添加された商品が、数多くあります。

また、ヨーロッパの国々では国の方針として、妊娠中の女性が積極的にDHAを、摂取することをすすめています。

(摂取量を守れば、妊婦や赤ちゃんに、副作用が起こることはなく、安心して摂取できます。)

DHAが多く含まれる食品は、主に青魚ですが、青魚を毎日食べたとしても、十分な必要量を摂るのは、なかなか難しいので、サプリメントで継続して摂取するのがよいのです。

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