健康や美容に役立つサプリメント(大豆レシチン)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

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大豆レシチンの効果・効能

肝臓を保護する

大豆レシチンは、肝臓で作られた脂肪を肝臓の外に運び出す働きがあり、脂肪肝を予防する効果があります。

大豆レシチンは、水分にも脂分にも結びつくため、肝臓内の余分な脂肪をスムーズに排出できます。

わかりやすくいうと、食品やサプリメントで、十分な大豆レシチンを摂取すると、脂質(脂肪)の代謝を高めて、肝臓の機能を維持する効果があるということです。

今までの、様々な臨床例や研究によって、以下のような効果が確かめられています。

1)
アルコールの飲みすぎによる肝臓障害では、肝硬変や肝臓の組織の繊維化が予防された。

2)
C型肝炎の患者さんが、精製した大豆レシチン(医薬品)を摂取すると、肝臓の組織を改善する効果が認められ、症状も軽くなった。

3)
有害物質やウイルスによる肝臓の障害においても、大豆レシチンの摂取によって、症状が改善する効果が確かめられた。

このように、大豆レシチンは肝臓の様々なトラブルに対処して、肝臓を保護することがわかっています。

コレステロールを減らし、動脈硬化を予防

大豆レシチンは、水分にも脂分にも結びつく性質があります。このように親水性と親油性の両方を持ち合わせている成分は、ごく限られています。

この性質によって、余分な血液中のコレステロールや血管の内壁にこびりついたコレステロールは、大豆レシチンと結びついて肝臓に運ばれ、その後、尿から排出されます。

つまり、血管のコレステロールを減らして、動脈硬化を予防する効果があるのです。

ある臨床研究では、200名を超える高脂血症の患者さんに、精製した大豆レシチンと、高脂血症の治療薬(γ-オリザノール)を、それぞれ100名づつに摂取してもらったときの、効果が報告されています。

それによると、摂取してから3カ月後のLDL(悪玉)コレステロールと総コレステロールは、いずれも大豆レシチンを摂取した患者さんの方が、低下率が大きかったということです。

認知症や物忘れを改善

大豆レシチンは、もともと脳や神経組織に多く含まれていて、神経の伝達をスムーズにして、認知症や記憶力の低下を防ぐ効果があります。

認知症で関係するのは、”アセチルコリン”と呼ばれる神経伝達物質で、この分泌量が少なくなると、アルツハイマーなどの認知症が起こるケースが多くなります。

大豆レシチンは、このアセチルコリンの材料となる成分なので、食品やサプリメントで摂取すると、認知症を改善する効果や、記憶力の低下を予防する効果が期待できます。

特に、卵黄に含まれるレシチン(=卵黄レシチン)は、ビタミンB12と一緒に摂取すると、認知症の改善や脳機能をアップさせる効果が、高いとされています。

1日の摂取量

大豆レシチンの効果的な摂取量は、1日あたり1000〜1500mgが目安になります。ただ、サプリメントの場合はメーカーごとに、含まれる成分に違いがあるので、パッケージに表示されている摂取量を、目安とするとよいでしょう。

メーカーによっては、大豆レシチンの含有量の他に、「リン脂質○○mg、ホスファチジルコリン○○mg」と、表示されている場合もあります。

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