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手軽に摂取できるサプリメントの、効果や副作用をやさしく解説しています!
サプリメントの効果と副作用>ビタミンD>・・・とは ビタミンDとは特徴 その1食べ物やサプリメントのビタミンDは、腸で吸収されると最初に肝臓に運ばれ、その後で腎臓にも運ばれます。この2つの臓器では、酵素の働きによって、ビタミンDは”活性型ビタミンD”に変わります。 体内では、活性型に変化しないと、ビタミンD本来が持つ効果が発揮されません。このため、肝臓や腎臓に異常があると、十分なビタミンDを摂取しても、効果は期待できません。 この活性型ビタミンDは、血液中のカルシウム濃度を一定に保ったり、腸でのカルシウムやリンの吸収を、助ける効果があります。 カルシウムは、丈夫な骨や歯を作るためには、欠かせないミネラルです。不足すると骨粗しょう症の原因になるので、骨がもろくなりやすい閉経後の女性や、高齢者の方は、食品やサプリメントからの摂取が必要になります。 しかし、ビタミンDが不足していると、腸でのカルシウムの吸収が、不十分になってしまいます。 つまり、カルシウムの不足を解消するには、ビタミンDも一緒に摂ることが大切で、この2つを同時に摂取することで、丈夫な骨や歯を作ることができます。 ビタミンDは、油に溶けやすい性質を持つ”脂溶性ビタミン”のため、摂り過ぎると体内に蓄積され、余分な分がなかなか排出されません。 このため、吐き気や下痢、のどの渇き、皮膚のかゆみ、頻尿などの副作用が起こることがあります。ただ、サプリメントで一時的に大量に摂取しない限り、副作用の可能性は低いので、あまり心配することはありません。 特徴 その2ビタミン類は、通常、体内で合成されることは無いのですが、ビタミンDは日光浴すると皮膚で合成されることが、わかっています。 約20分以上、日光(紫外線)を浴びると、皮膚にある”プロビタミンD3(前躯体)”という物質が刺激され、ビタミンDに変化します。 日光浴は、皮膚ガンや肌の老化の原因になるということで、最近は敬遠されていますが、ビタミンDの不足を補うには、良い方法なのです。 長時間の日光浴は、肌への悪影響が大きいので避けるべきですが、適度な日光浴なら神経質になる必要はないでしょう。 もちろん、日光浴だけでビタミンDを補うには無理があるので、バランスのよい食事やサプリメントを利用するとよいでしょう。 *参考・・・食品からビタミンDを摂る場合 植物性の食品には、ビタミンDとプロビタミンD3(前躯体)を、含むものが多くあります。おすすめなのは、干しシイタケで、シイタケにはプロビタミンD3が、豊富に含まれています。 シイタケは天日で干すことで、紫外線によってプロビタミンD3がビタミンDに変わり、含有量が増えます。 また、シイタケはガンの働きを抑えるインターフェロンの合成を助けたり、血液中のコレステロールを低下させ、動脈硬化を予防する効果も、確かめられています。 なお、サケやカジキ、ニシン、サンマなどの動物性の食品には、プロビタミンD3はほとんど含まれていません。 次ページ→ビタミンDの効果、効能 |
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