健康や美容に役立つサプリメント(ウコン)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用ウコン>・・・とは

ウコンとは

サプリメントをはじめ、食用や染色にも

ウコンは、インド原産のショウガ科の植物で、平安時代ごろに中国を経由して、沖縄(琉球)に伝えられました。代表的な使用例は、たくあん漬けの染色で、あの独特の黄色がウコンの特徴です。
日本では、現在でも沖縄県が、ウコンの主要な原産地になっています。

ウコンは、胃の働きを整える効果によって、昔から漢方などでよく利用されてきました。

また、カレーに使われる香辛料(メータリック)としても使用されるので、料理をする方であれば、一度は聞いたことがあることでしょう。

ウコンは、根や茎の部分を煎じて、薬と使用される以外にも、布地を鮮やかな黄色に染色するためにも、利用されてきました。

この黄色の色素が、ウコンに含まれる”クルクミン”と呼ばれる有効成分です。
サプリメントとして販売されているウコンの効果は、クルクミンの働きによるものが多く、これ以外では、精油(エッセンシャルオイル)があります。

ウコンの主な効果

ウコンに含まれるクルクミンは、抗酸化作用があるポリフェノールの仲間で、胆汁の分泌を良くしたり、肝臓の解毒作用を高めたりして、肝臓の機能を強化し、胃の働きを整える効果があります。

これ以外にも、次のような効果があり、サプリメントや漢方でよく使用されています。

・抗酸化作用
体内の活性酸素を退治して、動脈硬化などの生活習慣病を予防
・抗菌作用
ピロリ菌や病原性の大腸菌を取り除く効果
・抗ガン作用
大腸ガンや肺ガン、前立腺ガンなどの進行を抑える効果

詳細については、ウコンの効果・効能をご覧ください。

主な種類

漢方やサプリメントに使われているウコンには、主に次の3種類があり、それぞれ効果に違いがあります。

春ウコン

精油(エッセンシャルオイル)の含有量が多く、抗菌作用があり、胃かいようの改善や腸の働きを整えます。

秋ウコン

クルクミンの含有量が一番多く、肝臓の機能を高めたり、ガンや生活習慣病を抑える効果があるウコンです。サプリメントで使用されることが多く、根や茎を原料にして、ドリンクやカプセル状の製品が、いろいろ販売されています。

紫ウコン

主に、胃の消化を助け、その働きを整えるため、漢方や生薬で使用されることが多いウコンです。

*なお、サプリメントでウコンを摂取する場合は、1日あたり、ウコンの乾燥粉末で約1.5〜3.0g、クルクミンの含有量で約25〜30mgを目安にすれば、副作用のリスクは、ほとんどありません。

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