多くの愛用者がいる鉄のサプリメントの、効果や副作用をわかりやすく解説しています。
サプリメントの効果と副作用>鉄>副作用 鉄の副作用過剰摂取した場合鉄は、過剰摂取すると、中毒や胃腸障害などの副作用が、起こる可能性が高くなります。副作用が起きないとされる、鉄の上限量は1日あたり、成人男性で45〜55mg、成人女性で40〜45mgです。 これ以上の鉄を、長期間継続して摂取すると、副作用のリスクが高くなります。具体的な症状には、吐き気や嘔吐(おうと)、便秘や下痢などの胃腸障害、眼球鉄症などがあります。 ただ、鉄40mgを食べ物に換算すると、 となり、かなりの量になるので、偏食しなければ、副作用をそんなに心配する必要はないでしょう。また、一時的に上限量を超えたとしても、長期間摂取しなければ、副作用の可能性は低いといえます。 1日あたり、どのくらい摂取するのが良いかは、鉄の摂取量をご覧ください。性別、年令別の摂取量がわかります。 食べ物との関係食品に含まれる鉄は、体への吸収率が比較的高い”ヘム鉄”と、吸収率が低い ヘム鉄は、肉類や魚類などの動物性食品に含まれ、吸収率は約20%です。非ヘム鉄は、植物性食品に含まれ、吸収率は約8〜10%ほどです。 このため、比較的吸収率が高い、動物性食品を一時的にたくさん食べても、副作用が起こる可能性は、高くありません。実際、鉄の吸収率は、他の栄養素と比べても吸収率は低い方です。 なお、非ヘム鉄を含む野菜と、ビタミンCやたんぱく質を多く含む食品を、一緒に食べると、鉄の吸収率が約6〜12%ほどアップします。 とはいえ、もともと非ヘム鉄の吸収率は8〜10%なので、これも、過剰摂取による副作用の心配は、ほとんどありません。 *これは副作用とは関係ありませんが、”タンニン”が含まれるコーヒーや紅茶、緑茶を飲むと、鉄とタンニンが結びついて、鉄の吸収率を下げることがわかっています。 サプリメントとの関係鉄を含む食品やサプリメントと、鉄以外の他のサプリメントを、一緒に摂っても、副作用の心配はありません。食品やサプリメント、それぞれの1日あたりの摂取量の目安を守っていれば、安全と考えてよいでしょう。 薬との関係ケガや病気で薬を服用しているときに、サプリメントで鉄を摂取した場合も、大きな副作用はありません。 ただし、念のために、かかりつけの医師に、副作用の有無を確かめておくのがよいでしょう。 なお、子供の場合、鉄の摂りすぎは、下痢やショック症状が起こることがあリ、摂取量には注意しましょう。鉄の不足を補うときは、サプリメントより食品からの方が、安全性が高いようです。 次ページ→鉄の摂取量 |
一般のサプリメント ▼ あ行・サプリメントアガリクス アスタキサンチン αリポ酸 アロエ イソフラボン イチョウ葉エキス EPA ウコン Lカルニチン オリゴ糖 ▼ か行・サプリメント カテキン(緑茶) ガルシニア キトサン・キチン ギャバ(GABA) グルコサミン クロレラ 桑の葉 高麗人参(エキス) コエンザイムQ10 コラーゲン コンドロイチン ▼ さ〜た行・サプリメント 植物ステロール 食物繊維 スクワレン(深海鮫エキス) スピルリナ セサミン セントジョーンズワート 大豆レシチン DHA ▼ な〜は行・サプリメント 納豆菌(ナットウキナーゼ) 乳酸菌 にんにく ノコギリヤシ 発芽玄米 ヒアルロン酸 ビール酵母 ブルーベリー(ビルベリー) プロポリス ホスファチジルセリン(PS) ▼ ま〜わ行・サプリメント マイタケ(舞茸) マカ メシマコブ メリロート ローヤルゼリー |