手軽に摂取できるサプリメント(セサミン)の、効果や副作用をやさしく解説しています!
セサミンと肝臓セサミンと肝臓は、一見、何の関係もないようですが、実は深い関わりがあります。セサミンが、体内の活性酸素を退治(抗酸化作用)することで、肝臓の機能を守っています。 これによって、老化防止(アンチエイジング)や美容効果、生活習慣病の予防になっています。 肝臓は、誰でも知っている臓器ではありますが、 ここでは、セサミンとのかかわりや肝臓の働き、効果を取り上げました。 肝臓の働き、効果肝臓は、一口でいうと、とても大きな化学工場の働きをする臓器です。 体内にできた有害な物質や毒素を、すばやく分解して排出する働きがあります。お酒を飲んでも、アルコールを分解するのは、肝臓の役割りです。 また、食べ物から消化吸収した栄養分をもとに、エネルギーを作ったり、体の材料になるアミノ酸(たんぱく質の原料)を作ったりします。 この他にも、肝臓は、いろいろな働き、効果があり、常に休まず働いています。もし、半日でも休んでしまうと、たちまち命が危うくなります。 会社員であれば、週に1日か2日の休みはあたりまえですが、肝臓は、休みがなくても、クレームをつけることはありません。 このため、肝臓は”沈黙の臓器”とも呼ばれています。 最近、体調が最悪、背中が痛いなど肝臓の異変を、はっきり感じるようになると、かなり症状が進んでいることが多いのです。 セサミンとの関わり肝臓には、セサミンと同じく抗酸化作用があります。抗酸化作用というのは、生活習慣病や老化の原因である、”活性酸素”を減らす効果のことです。 活性酸素は、消毒、殺菌作用があり、体内のウイルスや細菌を、死滅させる働きがあります。しかし、その反対に、正常な体の細胞を傷つけてしまう(酸化)、悪い性質があります。 つまり、活性酸素が増えすぎてしまうと、体の細胞が正常でなくなり、老化の進行が早くなってしまうのです。 肝臓は、体に必要な化学反応を、常に大量に処理しているので、それだけ多量の活性酸素ができてしまいます。 もともと肝臓では、”SOD”と呼ばれる酵素が作られ、これが活性酸素を減らす働きをしています。ただ、SODは20代後半〜30代前半から少しずつ減少して、40代になると減少する割合が大きくなります。 一説では、体内の活性酸素の60〜70%は、肝臓で発生するといわれ、SODの不足は切実な問題になります。 これを補うのが、セサミンになります。サプリメントやゴマ料理で、セサミンを摂ると、年令とともに衰える肝臓の抗酸化作用を、高めることができます。 働き場所セサミンをはじめとするビタミン、ミネラルなどの栄養素は、脂溶性と水溶性に分けることができます。 脂溶性というのは、油に溶けやすい性質で、体内に一定期間とどまる傾向があります。水溶性というのは、水に溶けやすく、食べ物やサプリメントで摂っても、余った分はすぐに排出されます。 セサミン以外の抗酸化作用がある栄養素で、よく知られているものに、ビタミンCやE、ポリフェノールがあります。 ビタミンEは脂溶性で、ビタミンCやセサミンは水溶性に分類され、ポリフェノールは両方の性質を持っています。 そして、ビタミンC、E、ポリフェノールは、主に体の細胞や血管で働いて、活性酸素を減らします。 このように、セサミンとその他の栄養素は別々に働くので、これらを一緒に摂ると効果があるのです。 なお、セサミンは水溶性のため、摂取したとしても約1〜2日ほどで、排出されるので、毎日欠かさずサプリメントで摂るのが、良い方法です。 次ページ→セサミンとゴマ |
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