多くの方が愛用している、サプリメント(クロレラ)について、わかりやすく解説しています♪

サプリメントの効果と副作用クロレラ>副作用

クロレラの副作用

比較的安全なサプリメント

クロレラは、一般の食品に近いサプリメントなので、問題になる副作用や健康上のトラブルは少ないです。

ただし、体質によっては、吐き気や下痢、アレルギー症状、肝機能の障害などの、副作用が起こる場合があります。症状は軽く、クロレラの摂取を中止すれば、比較的早く回復します。

一般に市販されているクロレラのサプリメントは、製造元によって含まれる成分や含有量に、かなり違いがあるので、これも副作用の有無に、関係していると考えられています。

購入する場合は、信頼できるメーカーのサプリメントを、選ぶようにしたいものです。

なお、クロレラの副作用では、光過敏症などの皮膚炎が、起こる場合もあります。これは、クロレラに含まれる葉緑素(クロロフィル)が、体内で消化されるときに出来る”フェオフォルバイト”という成分が原因です。

フェオフォルバイトによって、肌が光に対して非常に敏感になり、わずかな時間でも日光を浴びると、肌に炎症が出来てしまいます。

これを防ぐには、(財)日本健康・栄養食品協会(JHFA)の、基準を満たしたクロレラを選べば、副作用の心配はほとんどありません。
サプリメントの表示に、JHFAのマークがつけられているので、すぐにわかります。
*関連ページ→サプリメント・成分の表示

*参考
JHFAの具体的な基準は、既存フェオフォルバイト60mg%未満、総フェオフォルバイト80mg%未満となっています。

1日あたりの摂取量

副作用が起きないとされる、クロレラの1日あたりの摂取量は、クロレラの粉末で
約3〜8gが目安
になります。

サプリメントの製造元によって、有効成分の含有量に違いがあるので、摂取量の目安は、かなり幅があります。それぞれのパッケージの表示で、目安をチェックするとよいでしょう。

上記のように、クロレラには副作用のリスクも、わずかながらあるので、最初は少量の摂取から始めるとよいでしょう。

他のサプリメントや薬との関係

他のサプリメントと、クロレラを同時に摂取しても、それぞれの適量を守っていれば、副作用の心配は、ほとんどありません。

ただ、クロレラにはビタミンKが多く含まれているため、
血液凝固剤(商品名:ワーファリン)を服用している場合は、副作用が起こりやすくなります。

ビタミンKは、血液を固まりやすくする効果があります。一方、ワーファリンは血液を固まりにくくする効果があり、血栓症の治療によく使用されます。

つまり、クロレラに含まれるビタミンKの影響で、ワーファリンの効果を弱める可能性があるので、両方を併用するのは、避けたほうがよいといえます。