手軽に摂取できるサプリメント(コラーゲン)の、効果や副作用をやさしく解説しています♪

サプリメントの効果と副作用コラーゲン>・・・とは

コラーゲンとは

体を構成する大切な成分

女性も関心が高いコラーゲンは、体の組織を作るタンパク質の一種です。何か特別な成分ではなく、体に含まれる割合が水分に次いで多い栄養素です。

コラーゲンは、皮膚をはじめ骨や軟骨、血管などに多く含まれ、全身のタンパク質の約30〜35%を占めています。

その内、皮膚には約40%、骨や軟骨に約30%、残りの30%は主に血管や内臓に含まれています。

この割合からみてもわかるように、コラーゲンは肌の美容や骨を丈夫にするためには、欠かせない成分です。

コラーゲンは体の材料となるため、食べ物から吸収したタンパク質をもとに、常に新しいコラーゲンが体内で作られています。新しく作られたコラーゲンは、古いものと入れ替わり、健康や美容を保っています。

わかりやすくいうと、体内では常にコラーゲンの分解と合成が行われていて、体を少しずつ新しく作り変えているのです。

しかし、このコラーゲンも加齢やストレス、栄養の偏りなどが原因で、合成量が減ってきます。

健康な赤ちゃんの肌は、とてもみずみずしく、ハリも抜群!
ですが、大人になるにつれて、少しずつ失われるのは、誰でも感じることですね。これは、コラーゲンの含有量の減少が、一番の原因です。

一般的に、生まれたての赤ちゃんのコラーゲンを100%とすると、20才で約80%、40才で約50%、60才になるとなんと約25%まで、減少してしまいます。

この数字を見ても、年齢を重ねるほど食べ物やサプリメントから、コラーゲンを摂取する必要性が、感じられると思います。
では一体コラーゲンには、どんな役割りや特徴があるのか、それを取り上げました。

役割りや特徴

全身のタンパク質の3割以上を占めるコラーゲンは、次の2つの役割りによって、若々しい肌を保ったり、骨粗しょう症や関節炎を改善する効果があります。

体の細胞や組織を結びつける

これは、簡単にいうと接着剤の役割りです。私達の体は、細胞なら細胞、心臓なら心臓と、まず一つの細胞や組織が、独立して活動しています。
そして、お互いに連携しながら生命を維持しています。

コラーゲンは、これらの細胞や組織を結びつけて、形や機能を正常に保っています。もし、体内のコラーゲンが全て無くなってしまったら、人間の姿かたちも保てなくなります。

例えば、骨はカルシウムが沈着することでできますが、沈着するときに骨組みの役割りをするのがコラーゲンです。

細胞の隙間を埋める

コラーゲンは、何兆個もある人間の細胞の隙間を埋めて、栄養分を供給したり、クッションの役割りをしています。

例えば、皮膚の表面(表皮)の下にある真皮には、コラーゲンが網目状に絡みあっていて、これが肌のハリや弾力性を保ったり、外からの衝撃を吸収しています。

加齢によってコラーゲンが減れば、当然のことながら、このクッションの役割りが低下して、肌のタルミやシワが多くなるわけです。


なおコラーゲンは、もともと体に多く含まれる成分で、サプリメントで摂取しても、副作用が起こることは、ほとんどありません。
ただ、ゼラチンの食品アレルギーとして、まれに発疹(ほっしん)や軽い胃腸障害が、起こる場合があります。

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