手軽に摂取できるサプリメント(コラーゲン)の、効果や副作用をやさしく解説しています♪

サプリメントの効果と副作用コラーゲン>ヒアルロン酸

コラーゲンとヒアルロン酸

コラーゲンヒアルロン酸は、体のいたるところに含まれる成分で、健康を維持したり、美容面で良い効果を発揮しています。

両方とも同じような効果があるので、どちらを摂取してよいか、迷ってしまうことも多いようです。そこで、コラーゲンとヒアルロン酸の、効果や性質の違いを表で比較しました。

効果や用途の違い

<コラーゲンとヒアルロン酸の比較1.>
コラーゲン ヒアルロン酸
美容
目的
1.肌のアンチエイジング(抗老化)
     ▼
サプリメント(粉末、カプセル、ドリンクなど)での摂取や、美容液の利用
1.肌のアンチエイジング(抗老化)
2.バストアップ、シワ取り、
  鼻を高くするなどの美容整形
     ▼
注射でヒアルロン酸を体に注入したり、サプリメントでの摂取
治療
目的
1.骨粗しょう症の改善や予防
2.関節炎の改善
     ▼
食事やサプリメントでの摂取

*コラーゲン製の薬は、ほとんど作られていません。
1.更年期障害や生理痛の改善
2.動脈硬化の予防
3.目の機能を守り、ドライアイを
  予防
     ▼
サプリメントでの摂取

4.関節炎の改善
     ▼
ヒアルロン酸を関節に注射

性質の比較

<コラーゲンとヒアルロン酸の比較2.>
コラーゲン ヒアルロン酸
安全性
副作用
食品やサプリメントでの副作用はほとんど無いが、食品アレルギー(ゼラチン)による発疹や軽い胃腸障害が起こる可能性あり。

薬との併用は問題なし。
食品やサプリメントでの副作用はほとんど無く、薬と併用した場合も問題なし。

ただ、天然から抽出したヒアルロン酸は安全性が高いが、微生物で人工的に作ったバイオヒアルロン酸は、副作用のリスクあり。
体内での合成 コラーゲンとヒアルロン酸は、両方とも体内で合成されるが、加齢とともに合成量は減少。
減少量 赤ちゃんを100とすると、
20才で約80
40才で約50
80才で約25まで減少。
胎児を100とすると、
20才で75〜65まで減少。
50才以降は、減少量が特に多くなる。
成分の
種類
タンパク質の一種 ムコ多糖類と呼ばれる糖の一種
*砂糖のように甘くはありません。
多く含まれる部分 全身に含まれていて、特に皮膚や骨、軟骨、血管などに多い。 全身に含まれていて、特に関節液や皮膚、目など水分が多く必要な部分に多い。
働き コラーゲンは、細胞や組織をしっかり結びつけ、体の形や機能を保つ。 ヒアルロン酸は、コラーゲンと同じく、細胞や組織を結びつける働きもあるが、それ以上に、体の水分を保つ働きが高い。
多く含む
食品
<鶏肉>
手羽、ガラ、レバー、胸肉

<豚肉>
豚足、スペアリブ、ひき肉、
豚耳、豚骨スープ

<その他>
牛スジ、マトン、えび、どじょう、
フカヒレ、かれい、なまこ、貝類

*コラーゲンを煮込むと、ゼラチンに変化します。
また、コラーゲンを含む食材は多いので、食品とサプリメントの両方の摂取を併用するとよいでしょう。
鶏のトサカ、鶏の皮、豚足など

*普段の食事では、ほとんど食べない食材なので、サプリメントでの摂取が主になります。

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