手軽に摂取できるサプリメント(ヒアルロン酸)の、効果や副作用をやさしく解説しています!

サプリメントの効果と副作用ヒアルロン酸>・・・とは

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は、元々、体の細胞の間にある成分で、外部からの衝撃を吸収して体を守ったり、細胞同士をつなぎ止める働きがあります。

ヒアルロン酸の大きな特徴は、高い保水力があることで、これによって体の機能がスムーズに行われ、健康を保つ効果があります。

また、美容の面でも、うるおいやハリのある肌のために、必要な成分です。
最近では、サプリメントや美容液、化粧品などの原料としても、よく使われています。

もし、ヒアルロン酸が不足すると、関節が痛くなったり肌が荒れたり、あるいは、眼のトラブルが起こる可能性が高くなります。

ヒアルロン酸の、主な効果には、以下のものがあります。
*詳細については、このサイトのヒアルロン酸の効果・効能1をご覧ください。

高い保水力

ヒアルロン酸は、なんと自身の6000倍もの水分を、吸収する力があります。

ヒアルロン酸1gあれば、約6000ccの水を吸収して、なおかつ、そのまま貯えておくことができるのです。普段なじみのある、1.8リットルのペットボトルであれば、わずか0.3gあれば十分なのです。

このヒアルロン酸は、”ムコ多糖類”と呼ばれる糖の仲間です。
関節痛の治療に使われる”コンドロイチン”も、ムコ多糖類と同じ仲間ですが、保水力に関しては、ヒアルロン酸の方がはるかに上回っています。

体内での分布

ヒアルロン酸は、細胞同士をつなぎ止める働きがあり、元々、体のいたるところに含まれています。

体内に十分なヒアルロン酸があれば、サプリメントで補う必要もありませんが、残念ながら年令とともに、減少してしまいます。

ヒアルロン酸が、特に多く含まれる部分は、関節や皮膚、眼などです。肩やひざ、ひじなどでは、関節をスムーズに動かすために、なくてはならない成分です。

また皮膚では、肌にうるおいを与え、乾燥による肌の荒れを防ぐ効果があり、眼では、眼球を保護して、眼の機能を維持しています。

栄養分を運ぶ

ヒアルロン酸は、体のすみずみまで、栄養分を運ぶ働きもあります。日常の食事から摂った栄養分は、胃と腸で消化吸収された後に、体内に張り巡らされている血管で、細胞に送り届けられます。

ただ、血管は一つ一つの細胞に、それそれ伸びているわけではなく、血管の末端(毛細血管)から、栄養分を運んでもらう必要があります。この役割りをするのが、ヒアルロン酸になります。

ヒアルロン酸が貯えている水分が、栄養分の通路になって、一つ一つの細胞に漏れなく届けられます。

年令とともに減少

ヒアルロン酸は、生まれながらにして体内にある成分ですが、成長するにつれて減ってしまいます。

一般的には、胎児のときと比べ、20才になると約25〜35%減少するといわれ、それ以降も減少は続きます。(ちなみに、ヒアルロン酸が一番多いのは、お腹の中にいる胎児のときです。)

ヒアルロン酸は、体内でも常に作られているのですが、年を重ねるごとに合成量が少なくなり、これを補うには、食事やサプリメントで摂るしかありません。

しかし、ヒアルロン酸が多く含まれる食べ物はというと、鶏のトサカや鶏の皮、豚足など、普段はあまり口にしないものが多いので、サプリメントや化粧品で補うのがお手軽で、確実な方法なのです。

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