多くの愛用者がいるイソフラボンのサプリメントの、効果や副作用をわかりやすく解説しています。

サプリメントの効果と副作用イソフラボン>副作用

イソフラボンの副作用

豆腐や納豆、きな粉などの大豆食品から、イソフラボンを摂取する場合は、副作用やアレルギーの心配は、ほとんどありません。

ただ、サプリメントでイソフラボンを摂るときや、病気の治療のために薬を服用しているときに併用すると、副作用が起こるケースもあるので、ここで取り上げました。

サプリメントとの関係

大豆アレルギーの人は、サプリメントに含まれる成分によっては、副作用やアレルギーが起こることもあり、摂取は避けたほうがよいでしょう。

イソフラボンは、エストロゲン(女性ホルモン)と同じような効果があり、これと同じような効果がある、他のサプリメントを併用した場合も、副作用が起こることがあります。

もし、併用する場合は、事前に医師に相談するか、摂取量を控えめにして、副作用が起きないことを確かめてから、摂取量を調整するとよいでしょう。

エストロゲンと同じような効果があるサプリメントには、
 ・ブラックコホシュ
 ・レッドクローバー
 ・プエラリア・ミリフィカ
などがあります。
この3つはハーブで、日本ではサプリメントとして、販売されることは少ないようです。

また、授乳期や妊娠中の女性が、イソフラボンを摂ると、女性ホルモンのバランスが崩れることがあるので、サプリメントでの摂取はやめたほうがよいでしょう。(通常の食事で摂れば、副作用の問題はありません。)

なお、1日あたりの摂取量の目安は、イソフラボンの種類によって違いがあるので、詳しくは”効果・効能2の摂取量について”をご覧ください。

薬との関係

イソフラボンは、ホルモンのバランスを調整して、前立腺ガン(男性)や乳ガン(女性)を予防する効果があります。

ただ、抗ガン剤を服用しているときに、サプリメントでイソフラボンを一緒に摂ると、薬の効果を弱めるなどの副作用が起こることもあるので、必ず医師に相談しましょう。

イソフラボン(サプリメント)の併用で、副作用が確認されている代表的な薬は、次のものがあります。(その他にも有)

 ・エストラジオール(ホルモン剤)
 ・エストリオール(ホルモン剤)
 ・結合型エストロゲン(ホルモン剤)
 ・クエン酸タモキシフェン(抗ガン剤)など