健康や美容に役立つサプリメント(ガルシニア)の、効果や副作用をわかりやすく紹介♪

サプリメントの効果と副作用ガルシニア>・・・とは

ガルシニアとは

スパイスや薬にも使われている

ガルシニアは、スリランカやインドなどの熱帯地域に自生する、オトギリソウ科の果樹です。

リンゴほどの赤や黄色の果実をつけ、熟したものはそのまま食べることもできます。また、ガルシニアの果実の皮を乾燥させたものは、カレーのスパイスや民間薬としても使用されています。

ガルシニアを研究した、スイスの植物学者ローラン・ガルシンにちなんで、この名称が付けられました。別名、”タマリンド”とか”ゴラカ”とも呼ばれています。

1970年代にスイスの製薬会社が、ガルシニアの果実にダイエット効果があることを発見してから、研究と開発が進みました。

その後、米国でダイエット・サプリメントとして販売が始まり、日本でも徐々に普及するようになりました。

ガルシニアのダイエット効果については、数十年の研究の結果、果実の皮に含まれる”ヒドロキシクエン酸(HCA)”という物質が、有効であることが突き止められました。

2つの効果でダイエット

ガルシニアのヒドロキシクエン酸(HCA)は、次の2つの働きで、ダイエットに効果があることがわかっています。

1)体内で脂肪が合成されるのを抑える
食べ過ぎや運動不足で、体内の糖質(ブドウ糖)が過剰になると、余った分は脂肪として貯えられます。
しかし、ガルシニアをサプリメントで摂ると、余分な糖質(ブドウ糖)が脂肪になる割合が少なくなるので、肥満の予防やダイエットに役立ちます。

2)空腹感を減らし、食欲を抑える
ガルシニアは、間接的に満腹中枢に働きかけて、空腹感を減らす効果があります。このため、自然に食事の量が減少するので、カロリーの摂りすぎがなくなります。

詳細については、ガルシニアのダイエット効果をご覧ください。


ここで、ガルシニアの臨床研究の結果を、1つご紹介しておきましょう。

それによれば、BMI25以上の過体重39名の成人が、毎日ガルシニアを1000mg摂取して、4カ月後には、皮下脂肪と内臓脂肪の両方が、はっきり減少したことが確かめられました。
また、BMIも0.02〜0.04減少したという結果がでています。

BMIとは、体重指数のことで、BMI22が理想体重になります。
計算式は、体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)です。

例えば、体重が65Kgで、身長170cmの場合は、
65÷1.7÷1.7=22.49となります。

*過体重(太りすぎ)は24.2以上で、肥満は26.4以上です。
26.4以上の場合は、ダイエットで体重を減らさないと、いろいろな病気の原因になるので、注意が必要です。

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