多くの愛用者がいるギャバ(GABA)|サプリメントの、効果や副作用をわかりやすく解説しています。

サプリメントの効果と副作用ギャバ(GABA)>効果、効能1

ギャバ(GABA)の効果、効能1

ストレス解消

ギャバ(GABA)は、発芽玄米や野菜、くだものなどの食品に含まれる成分で、神経の興奮を鎮め、ストレスを解消する効果、効能があります。

ギャバは、もともと脳や脊髄などの中枢神経に存在して、副交感神経に働きかけ、精神をリラックスさせます。

この副交感神経というのは、血圧や心拍数を下げて、体の緊張をほぐす効果があります。

例えば、音楽を聞いているときや、自宅でつろいでいるときは、副交感神経が優位に働いています。ギャバは、副交感神経の働きを高めるので、ストレス解消に効果があるのです。

ある臨床研究では、サラリーマンが朝の通勤電車で感じるストレスに、ギャバ(GABA)がどれだけ効果があるのか、実験されました。

約20人のサラリーマンが約20分間、満員電車に乗っていた場合、
電車の乗る前に、ギャバを100mg摂取した人は、ギャバを摂取していない人に比べ、ストレスの程度が約50%になるという効果が、確かめられました。

(ストレスの程度は、だ液に分泌される成分を分析すると、わかるようです。)

年を重ねるごとに、体内のギャバは減ってしまいます。仕事や人間関係でストレスを感じる中高年の人には、サプリメントで補うことをおすすめします。

最近では、ギャバ(GABA)を効率的に生産できるようになったため、コンビニやスーパーで販売されている、酒類、ココア、チョコレートなどにギャバが含まていることも多く、手軽に摂取できます。

高齢者の記憶障害の改善

ギャバ(GABA)は、脳への酸素の供給をスムーズにしたり、血行を良くすることで、脳の働きを高める効果、効能があります。

加齢によって、脳のギャバが減ってしまい、特に”海馬(かいば)”と呼ばれる部分の、減少量が多くなることがわかっています。

この海馬は、人間の記憶に関わる、とても大切な部分で、一時的に物を憶えたり、日常生活の様々な出来事を整理して、しっかり記憶する役割りをしています。

実際、不慮の事故で、海馬に大きなダメージを受けると、数分〜数十分前のことは憶えていますが、それより前のことは、すべて忘れてしまうケースもあります。

日頃から、ギャバ(GABA)が不足しないようにすると、年令からくるひどい物忘れや認知症を、未然に防ぐ効果が期待できます。

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