健康や美容に役立つサプリメント(亜 鉛)の効果や副作用を、わかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用亜 鉛>副作用

亜 鉛の副作用

過剰に摂取すると

食品やサプリメントから、亜 鉛を過剰摂取しても、大きな副作用が起こるリスクは小さいといわれています。これは、亜 鉛は比較的毒性が低いミネラルだからです。

体内の亜 鉛が多くなると、余分な分は、便や尿から排出され、逆に不足してくると、腸での吸収率を高める仕組みが、人間の体にあります。

このため、体内の亜 鉛の量がうまく調整され、副作用だけでなく、欠乏症も起こる可能性が低くなっています。

しかし、長期間、継続して過剰摂取した場合は別で、いろいろな副作用が起こるリスクが高くなります。

亜 鉛の過剰摂取による副作用には、次のものがあります。
  ・頭痛や発熱、嘔吐(おうと)、けん怠感
  ・腎臓の障害
  ・神経の障害

また、長期摂取では、腸での”銅”の吸収率が低下する副作用もあり、銅欠乏症が起こる場合もあります。

銅も体に必要不可欠なミネラルの一つで、不足すると髪の毛や肌の脱色、貧血、骨がもろくなることがあります。

それと、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)と呼ばれる物質の働きを、低下させる副作用もあります。

この物質は、体内の活性酸素を退治して、ガンの発病を抑えたり、老化の進行を遅らせる効果を持っています。

なおサプリメントの方が、手軽に摂取できるというので、亜 鉛を一時的に大量(1日に2000mg以上)に摂ると、急性中毒の危険性があるので注意しましょう。

亜 鉛で副作用が起きない、1日あたりの上限量は30mgなので、サプリメントのパッケージに表示されている、摂取量を守れば中毒症は起こりません。一応、念のために。

*活性酸素とは
運動したりストレスによって体内にできる物質で、強力な殺菌作用があります。少量であれば、体内に侵入してきたウイルスや細菌を、死滅させる良い効果があります。ただ、大量に出来すぎると、正常な細胞を攻撃して、傷つけてしまう副作用があります。

他のサプリメントとの関係

サプリメントでカルシウムやリンを過剰摂取すると、腸での亜 鉛の吸収率が、低下することがわかっています。

ただ、あくまで過剰摂取した場合なので、適正な量であれば、カルシウムやリンを摂取しても問題ありません。

薬との関係

病気の治療のために、”ペニシラミン”を服用しているときに、サプリメントで亜 鉛を摂取すると、ペニシラミンの吸収率を、低下させることがあります。

医薬品とサプリメントを併用するときは、念のために、かかりつけの医師や専門医に、副作用がないか確かめておくのが良いでしょう。

*ペニシラミンとは
脳しゅようの治療に効果があるとして、現在研究されている成分です。 銅を体外に排出して、銅の蓄積を防ぐ働きがあります。

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