健康や美容に役立つサプリメント(ウコン)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用ウコン>副作用

ウコンの副作用

摂取の注意点

ウコンは、通常の食品に近いので、特に、健康上で問題となる副作用が起こることは、ほとんどありません。昔から漢方や香辛料として、長く使われてきたので、安心して摂取できます。

体質によっては、過剰症やアレルギー症状などの副作用が、起こる場合もありますが、ウコンの摂取を中止すれば、すぐに症状はなくなります。

ただ、サプリメントでよく使われる秋ウコンには、鉄が多く含まれている場合があります。このため、慢性肝炎の患者さんがウコンを継続して摂取すると、鉄の過剰状態になり、肝臓の機能が悪化する副作用があります。

*一般的に、鉄の過剰摂取によるトラブルは、動物性の食品に含まれる”ヘム鉄”の場合で、ウコンなどの植物性食品に含まれる”非ヘム鉄”であれば、副作用のリスクは小さいといえます。

(非ヘム鉄はヘム鉄よりも、腸からの吸収が穏やかなので、過剰症が起こりにくいのです。)

なお、ウコンは女性の子宮に影響があると考えられているため、妊娠中あるいは、授乳中の摂取は避けたほうがよいでしょう。

以前、ウコンが含まれるサプリメントで、肝臓の障害が起こる副作用が、問題になったことがありました。

しかし、問題が起こったそれより以前には、ウコンの摂取による副作用の報告はほとんどなく、歴史的にも長く使用され、安全性が確かめられています。

このため、副作用の原因は、サプリメントの製造元の品質管理の悪さによるものと、今では考えられています。

安全な摂取量

副作用の心配のない、1日あたりのウコンの摂取量の目安は、次のようになっています。

1)乾燥粉末での摂取量で約1.5〜3.0g

2)ウコンの主な有効成分である”クルクミン”の摂取量で、約25〜30mg
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体重1Kgあたり0.5〜3mgが目安で、かなり幅があるので、サプリメントで摂取する場合は、少量から始めるとよいでしょう。

サプリメントのパッケージには、どちらか一方、あるいは両方の含有量が必ず表示されているので、チェックしておきましょう。

サプリメントや薬との関係

他のサプリメントとの併用

ウコンを他のサプリメントと併用しても、副作用が起こることは、ほとんどありません。それぞれの摂取量をきちんと守って、アレルギーに気をつけていれば、心配する必要はありません。

薬との併用

ウコンに含まれているクルクミンは、血液中の血小板の凝固作用を、抑える効果があります。このため、血栓を予防するワーファリン(正式名称:ワルファリンカリウム)と併用すると、ワーファリンの働きを強める副作用があります。

つまり、必要以上に血が固まりにくくなって、出血時になかなか血が止まらなくなるのです。

両方を併用して摂取する場合は、担当医に相談の上、副作用が起きないように、摂取量を調整するのがよいでしょう。