手軽に摂取できるサプリメント(ローヤルゼリー)の、効果や副作用をやさしく解説しています!

サプリメントの効果と副作用ローヤルゼリー>副作用

ローヤルゼリーの副作用

注意点

ローヤルゼリーをサプリメントで摂った場合、一般の使用では、健康上のトラブルや副作用が起こることは、ほとんどありません。

しかし、アトピー性皮膚炎やぜんそくの人が、ローヤルゼリーを摂ると、アレルギー性の副作用が起こることがあります。

症状としては、じんましん、湿疹、結膜炎、鼻漏、呼吸困難、胃腸障害などがあります。特にローヤルゼリーの摂取で、皮膚に副作用が起きると、アトピー性皮膚炎を悪化させる可能性があるので、注意が必要です。

また、健康な女性がローヤルゼリーを約4週間、摂取した結果、出血性の下痢や出血性の大腸炎が、起きたという報告もあります。(ローヤルゼリーの摂取を中止すれば、数週間でほとんど完治します。)

これらの副作用の実例は、そう多くないのですが、アレルギー体質の人は、念のためにローヤルゼリーの摂取を避けるか、少量から始めるのが良いでしょう。

その他、授乳中や妊娠中の女性、あるいは子供の場合も、わずかながら副作用の例があるので、摂取を避けたほうがよいでしょう。(女性の場合は、ローヤルゼリーによって、黄体ホルモンの分泌に影響があります。)

摂取量

ローヤルゼリーの摂取量は、1日あたり約1000〜1400mgが目安になります。公的な機関によって、摂取量は決められていませんが、これぐらいであれば、一般の人で、副作用が起こることは、ほとんどありません。

ローヤルゼリーは、一時的に大量に摂取しても、すぐに効果がでてこないので、継続して摂取するのが、良い方法です。

なお、生のローヤルゼリーを、ハチミツに混ぜて摂ると、ハチミツの糖分がローヤルゼリーに含まれる、ビタミンB1の働きを抑えてしまうので注意しましょう。

最近は、カプセル状のサプリメントが多いので、こちらの方がローヤルゼリーを手軽に、摂ることができます。

サプリメントとの関係

ローヤルゼリーと、他の成分(栄養素)のサプリメントを併用しても、副作用が起こることは、ほとんどありません。

ただ、上記のようにアレルギー体質の人だけでなく、健康な人でも、まれに副作用が起こるケースがあります。

併用する場合は、まず、ローヤルゼリーを一定期間、試してみて、副作用が起きないことを確かめてから、他のサプリメントを摂るのがよいでしょう。

薬との関係

病気の治療で、ワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン)を服用している場合は、ワルファリンカリウムの働きを強める副作用があります。

ワルファリンカリウムとは、血液凝固阻止剤と呼ばれる薬で、血液を固まりにくくして血行を良くします。血栓症など血管の病気で、よく使用されています。

つまり、ローヤルゼリーの併用で、出血したときになかなか血が、止まらなくなることがあります。

ローヤルゼリーをワルファリンカリウムと併用するときは、副作用について、事前に医師に相談しておくことを、おすすめします。