手軽に摂取できるサプリメント(ノコギリヤシ)の、効果や副作用をやさしく解説しています!

サプリメントの効果と副作用ノコギリヤシ>副作用

ノコギリヤシの副作用

安全性の高いサプリメント

ノコギリヤシは臨床例も多く、今まで大きな副作用が起こったという報告は、ほとんどありません。健康な人であれば、1日あたりの摂取量の目安(200〜320mg)を守っていれば、副作用のリスクは低いといえます。

ただし、以下のような場合は、ノコギリヤシの摂取によって、副作用が起こる場合もあるので、気をつけましょう。

1)食品アレルギーがある方
イカやゼラチンなどの食品アレルギーのある方が、ノコギリヤシを摂取すると、発疹(ほっしん)などの皮膚のトラブルが、起こる場合があります。(副作用の症状としては、重いものではありません。)
2)妊婦、あるいは授乳婦の方
ノコギリヤシは、ホルモンの働きを弱める副作用があり、ママや赤ちゃんに悪影響がでる場合もあるので、摂取は控えたほうがよいでしょう。
3)その他
適量の摂取であっても、体質によっては、まれに胃腸障害などの副作用が、起こる場合があります。もし、それらしき症状が起こった場合は、すぐに摂取を中止しましょう。

他のサプリメントとの関係

ノコギリヤシと、他のサプリメントを同時に摂取しても、副作用や健康上のトラブルが起こったという報告は、ほとんどありません。

それぞれの、サプリメントの適量の摂取量を守っていれば、副作用の心配はないと考えてよいでしょう。

薬との関係

上記でも書きましたが、ノコギリヤシには、ホルモンの働きを弱める副作用があります。このため、病気の治療のために、ホルモン療法を行っている場合に、ノコギリヤシを摂取すると、影響が出てくる可能性があります。

また、経口避妊薬を使用中の場合も、避妊薬の効果に影響を与える副作用も考えられます。

その他、血栓症の治療に使用される、ワーファリン(正式名称:ワルファリンカリウム)を服用しているときに、ノコギリヤシを摂取すると、ワーファリンの働きに影響を与える副作用もあります。

もともとノコギリヤシには、血液を固まりにくくする働きがあり、両方を同時に服用すると、必要以上に、血の固まりが悪くなり、出血したときに、なかなか血が止まらなくなる可能性があります。

*ワーファリンとは、血液を固まりにくくする医薬品で、血管に血栓(血の固まり)ができないようにして、心筋こうそくや、脳出血の予防に使われています。