健康や美容に役立つサプリメント(桑の葉)の、効果や副作用をわかりやすく紹介♪

サプリメントの効果と副作用桑の葉>副作用

桑の葉の副作用

安全性が高いサプリメント

桑の葉は、中国で後漢の時代から、漢方薬として使用されてきた歴史があり、副作用や健康上のトラブルは、ほとんどありません。
適量の摂取であれば、とても安全性の高いサプリメントです。

ただし、妊娠中、授乳中の女性、あるいは子どもの副作用については、臨床研究が十分とはいえません。このため、桑の葉の摂取は、念のため控えたほうがよいでしょう。

もし、摂取する場合は、医師に副作用の有無を確認してからにしましょう。

また、これは副作用とはいえませんが、桑の葉のサプリメントを継続して摂取すると、お腹が張った感じがしたり、おならが出やすくなります。

これは、桑の葉が小腸でブドウ糖の吸収を抑え、吸収されなかったブドウ糖が大腸の細菌によって分解されて、ガスが発生するからです。

お腹が張ることや、おならが多くなることは、桑の葉の効果が現れている証拠なので、副作用の心配はありません。

他のサプリメントや薬との相互作用

桑の葉と他のサプリメントを一緒に摂取しても、副作用が起こったという報告は、今までほとんどありません。

むしろ、キトサンやコエンザイムQ10、プロポリスなどのサプリメントと一緒に摂取すると、糖尿病を予防する効果が高まります。

一方、糖尿病の薬と、桑の葉を併用して摂取するときは、気をつける必要があります。例えば、”α-グルコシダーゼ”と、桑の葉を併用すると、血糖値を下げすぎてしまう副作用があります。

(α-グルコシダーゼというのは、糖をブドウ糖に分解する消化酵素のことで、糖を小腸から吸収するときに欠かせません。)

つまり、両方とも血糖値を下げる働きがあるので、必要以上に低血糖になるリスクがあるのです。

糖尿病の治療薬を服用している場合は、副作用を避けるため、桑の葉の摂取は控えたほうがよいでしょう。

摂取量について

桑の葉は、安全なサプリメントで、副作用が起こることはほとんどなく、摂取量の上限は定められていません。サプリメントを製造している、各メーカーの独自の基準に任せられています。

摂取量については、それぞれのサプリメントに表示されている、目安量を守っていれば、副作用の心配はないでしょう。

参考までに、ファンケルとDHCの、1日あたりの摂取量の目安を、以下に記載しておきました。

<ファンケル>
・桑の葉エキス・・・360mg
・ギムネマシルベスタエキス・・・300mg
   この成分は、小腸の細胞にあるブドウ糖を運ぶ働きを抑えて、
   血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。

<DHC>
・桑の葉エキス・・・480mg