手軽に摂取できるサプリメント(コンドロイチン)の、効果や副作用をやさしく解説しています!

サプリメントの効果と副作用コンドロイチン>副作用

コンドロイチンの副作用

サプリメントとの関係

コンドロイチンをサプリメントで摂った場合は、健康上で問題になる副作用や、トラブルが起こることはありません。

市販されているコンドロイチンは、サメの軟骨や牛の軟骨を、原料として作られたサプリメントが多く、食品アレルギーの心配もありません。

ごくまれに、下痢や便秘、胸やけなどの副作用が起こることもありますが、程度は軽く、重い症状になることはありません。

コンドロイチンと他のサプリメントを併用した場合や、1日の摂取量の目安(約800〜1500mg)を超えた場合でも、副作用が起こったという報告はありません。

つまりコンドロイチンは、関節痛の改善目的であれ、美容目的であれ、副作用をほとんど気にせず、安心して利用できるサプリメントなのです。

関節の痛みを和らげるために、人工的に作られた非ステロイド抗炎症薬(アスピリンやインドメタシン)も、よく使われています。

ただ、この抗炎症薬は、痛みを早く解消する即効性はあるのですが、胃腸の不調が起こる確率が高く、効果が長持ちしないというデメリットもあります。

一般の薬との関係

血行が悪く、血栓ができやすい人が、治療のためにワーファリンを服用することがあります。

このワーファリンの服用中に、コンドロイチンを同時に摂ると、副作用が起こることがあります。

コンドロイチンの影響で、ワーファリンの効果が強くなりすぎて、ケガで出血したときに、血が止まりにくくなる傾向があります。

また、グルコサミンを摂ったときも、同じような副作用が起こることが知られています。(グルコサミンは、関節痛の改善のために、コンドロイチンと一緒に摂ると、効果が高まるサプリメントです。)

病気の治療で、医薬品を服用しているときに、サプリメントを併用する場合は、副作用が起きないか、念のために医師に確認しておくのが良いでしょう。

*ワーファリンは、血液がすぐに固まるのを防いで、血行を良くする働きがあります。血液が原因で起こる病気の治療に、よく利用される医薬品です。”ワーファリン”というのは商品名で、正式には”ワルファリンカリウム”といいます。