健康や美容に役立つサプリメント(グルコサミン)の、効果や副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用グルコサミン>副作用

グルコサミンの副作用

グルコサミンは、普通の使用であれば副作用が起こることは、ほとんどありません。ただ、グルコサミンのサプリメントは、カニやエビの殻から抽出されたものが多いので、食品アレルギーがある人は、副作用の心配があります。

この場合は、グルコサミンの1日あたりの摂取量の目安(1000〜1500mg)よりも、少量で摂取して様子をみながら、量を調整すると良いでしょう。

また、トウモロコシを微生物で発酵させた、植物由来のグルコサミンは、食物アレルギーによる副作用のリスクは、少なくなっています。

サプリメントのパッケージには、製造方法が表示されているものもあるので、副作用が心配な人は、購入前にチェックしておきましょう。

カニやエビ以外で、グルコサミンが含まれる食品には、フカヒレや干しエビ、鶏の手羽先、ヤマノイモなどがあります。

この中では、ヤマノイモが比較的グルコサミンが多いので、おすすめです。しかし、これらの食品だけで、不足しがちなグルコサミンを補うのは、ちょっと難しいのが現実です。やはり、サプリメントでの摂取が、お手軽で確実な方法です。

その他の副作用

食品アレルギーの副作用以外では、胃の不快感や胸やけ、吐き気、食欲低下などが起こることがあります。これらの副作用が起こるのはごくまれで、症状が重くなったという報告は、今まで一度もありません。

もし、食品アレルギーがなくて、グルコサミンを摂り始めて、上記のような副作用を自覚した場合は、すぐに摂取を中止するか、医師に相談しましょう。

結論から言うと、グルコサミンは通常の食品に近い成分なので、食品アレルギー以外の副作用の心配はありません。

また、1日の摂取量の目安(1000〜1500mg)を超えても、過剰症や健康上のトラブル、副作用のリスクはほとんどなく、他のサプリメントを併用しても、問題ありません。

なお、妊娠中あるいは、授乳中のグルコサミンの摂取は、十分な臨床結果がないため、副作用の有無ははっきりしていません。

一般の医薬品との関係

病気の治療のために、医薬品を服用しているときに、グルコサミンを摂ると、副作用が起こるケースが報告されています。

ワーファリンとの併用

ワーファリン(商品名)の服用中に、コンドロイチンとグルコサミンの両方、あるいは、グルコサミンだけを摂ると、ワーファリンの働きを強める副作用が、起こる場合があります。

*ワーファリンとは、血液が固まるのを弱める薬で、血管で血液の固まり(血栓)ができるのを予防して、血行を良くするために使用されています。

エトポシドとの併用

エトポシドの服用中に、グルコサミンを摂ると、エトポシドの働きを弱める副作用が報告されています。ただ、両方がお互いに影響して、他の副作用が起こることはないようです。

*エトポシドとは、毒性のある”ポドフィルム”という植物から作られた薬で、抗がん剤として利用されています。